コーヒータイム

今回はこの話題について詳しく掲載、mp3や口コミ情報などと併せて提供します。

栄光の架け橋

男子体操の日本チーム、さていよいよオリンピックです。四年前にかけた栄光の架け橋、日本チームは団体として前五輪の覇者です。つまり金メダルチームです、しかしアテネ時のメンバーは冨田と鹿島だけ、内村・中瀬・沖口・坂本と若手が入れ替わり北京五輪へ挑戦します。

昨年の世界選手権は2位

全日本体操チーム
左から内村・坂本・沖口・中瀬・鹿島・冨田選手

日本男子体操、狙うはもちろん金メダル。天才英才教育の中国に挑むは、わずか一億人の国の日本チーム、私はこれは凄いことだと思っています。さてそれはさておき、誰が注目なのでしょうか?というと、もちろんコーヒータイムは中でも特にエースの冨田選手、次に実は内村選手を要チェックです。

メダルが狙える日本男子体操チームはどうなる?
は以下で

 NHK杯の成績から

2008年5月6日のNHK杯で最終的に全日本に選ばれたのは内村・坂本・沖口・中瀬・鹿島・冨田でした。その時点で最も優れた技と安定を持つ選手だったのです。そして強化が始り、具志堅監督のもとでオリンピックの合宿がスタートしました。

 具志堅監督を信じて

具志堅監督

監督はロサンゼルス五輪の金メダリストのあの具志堅さんてす。私はこの具志堅さんの推奨する体操のスタイルが好きです、日本の「美しい体操」の基本を復活させた名手。たとえ金は獲れなくとも美しい体操というスタイルを徹底することは正しいと思います。

近年改正された加点方式による歪み、それは難度追求型と言えるのかもしれません、しかしふと体操の基本を思い出すとき、日本は伝統的にも美しい体操を徹底してきたのです。

 団体予選、ロシア・中国と同じ班

日本は予選で中国・ロシアと同じ2班になっています、なんという組合せでしょうか。しかし森泉貴博ヘッドコーチは「強いチームが集まった班に入ったことで、予選段階から比較されてしまう一方で、しっかり演技をすれば、それだけいい点数が出る」と前向きに考えているようです。

 日本の期待の種目は

内村の床と跳馬の演技です、冨田の平行棒と鉄棒も有力期待できます。坂本は鞍馬と吊輪、沖口は跳馬と床、中瀬は床と吊輪、鹿島は鞍馬。種目個人では内村の床、冨田の平行棒、鹿島は鞍馬、あたりでしょうか。

ホンマ中水平
ホンマ中水平を決める中国のエース楊威(ヨウイ)

 B得点の重要性

技の完成度に点数をつけるのがB得点です、A得点(技の難度)とB得点は別の審判により測定されます。つまり難度の高い技をより完成させた選手が有利というわけです。

B得点はいわば底力と言えるのかもしれません、とはいえオリンピックで最も印象的な部分は着地です、各技の着地が重視された日本男子体操の選抜大会、そういう意味では今の日本チームは「着地」は得意と言えます。

 ライバルの中国は

中国はアテネ時の選手を五人も入れてきています、つまり北京五輪向けに前回から準備してきたメンバーです。難度や完成度は文句なしと言える範囲まできています、最も注意する点は技の粗さと着地でしょうか、中国は日本を上回るには完璧な演技をミスなく続ける必要があるのです。

中国は楊威の総合力、陳一氷の吊り輪、李小鵬の平行棒、黄旭の平行棒と鉄棒、肖欽の鞍馬、鄒凱の床などが得意です。

中国のエース楊威
中国のエース楊威(28才)

もちろん中国も苦戦しています、そう簡単にあの体操を完成させているのではないのです、アテネで日本に金を奪われ難易度の高い技に挑む中国、しかし難易度を上げると成功率は下がるのです。そのジレンマが裏に出たのがアテネ時の中国だったと思います、したたかな計算をしてくる日本に対して中国も一歩も譲れない状態なのです。

しかし中国に難易度の高い技を次々に決められると日本の勝ち目はありません、更に完成度と安定性のあるF難度を無難に入れてこられても日本は苦しい立場に置かれます。勝負をしてくるのか保守にまわるのか、日本の戦い方はそこで決まるようです。

陳一氷
吊輪のエース、陳一氷は力だけでこの様な高い位置に水平が出来る

更にここにロシアやドイツも入ってきます、一見日本と中国の戦場に見えてしまう体操ですが、ロシアやドイツも最高の技を用意し挑んできます。日本チームもへたをするとメダルも獲れないという環境にいるのです、王者であることは安定性にかかっているのです。

団体戦の戦いは見ものですね

 日本はロンドンへも期待が

私が今回の日本チームを見て素晴らしいと思ったのは技を吸収する器用さなどの面よりも、若い段階で五輪へ挑戦できる点でしょうか、坂本功貴(22)、沖口誠(23)、内村航平(19)と、半分は若手なのです。しかし三人ともとても器用な選手と聞きます、更には現在強化選手に選ばれている選手170人にもとても優れた選手がいるというのです。

こうしたところ体操協会の素晴らしい育成強化が伺えます
日本の体操がここまでレベルを維持しつづけているのは指導者・関係者の努力のたまものだと思いますね。


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